さわらいど

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ブルベ6年目の大学生→社会人。主に自転車ロングライドが中心。山形転勤おじさん。酒田の地から。

【GPS・自転車】GARMIN COLORADO 300 を使った感想とか。

先月から、自転車用のGPSとして、GARMIN COLORADO 300を使い始めました。

 

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(現在生産終了しています。)実は2014年の8月になーちゃんさんから貸していただいた、*1にも関わらず、最近までほとんど使わなかったのです。GPSが高級デバイスだから、下手に使って壊したらどうしようとかそんなことを考えていたのですが、実際一ヶ月使ってみてどうだったのか。

ひとことでいうと、「ワレなぜ使わんかったんや!!!」

※私はこれまでGARMIN製に限らず、GPSの類を一切使わずにサイクリングをしてきました。なので現行モデルとの比較や少々足らない知識ですが、未経験者がGPSを使用してみてどうなったのかについて書いていきたいと思います。なのでPOIがどうとか、トラッキング機能がどうとか殆どわからないことだらけですが、ご承知おきを。

GARMIN COLORADO 300 についてー製品の位置づけ編

もともとGARMINは携帯用ハンディGPSナビゲーターとして有名なメーカーですが、そのGARMINが出していた機種のひとつがCOLORADO 300です。

現在ガーミンのGPSは自転車用に開発されたEDGEシリーズや、主に登山でも使われるOREGONやeTrexシリーズ(eTrexがブルベでは1番有用だって話を聞きますね)が発売されていますが、それらが発売される前―OREGONの前身となるモデルがCOLORADOでした。

 

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COLORADO 300は2008年の6月に発売されたGPSで、先程も述べた通り、OREGONの前身モデルということで、主な用途はアウトドアやトレッキング―登山用の開発です。

 

登山用といっても、当然ながら他のGPSと同じく自転車用のマウントがあれば*2自転車用GPSとしても使うことができます。f:id:o_sworks:20160315100907j:plain

 

 

 

 

 

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GARMIN COLORADO 300 ー製品の特徴について

この製品最大の特徴は、なんといってもロックンローラーホイールの採用でしょう。

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ソニージョグダイヤル的な*3感じで、このホイールをくるくる操作することで地図の拡大、縮小などが出来ます。OREGONが確か現行ではタッチパネル方式になっていると思うのですが、個人的には雨天や汗をかいて反応しにくそうなそれよりも気に入っています。

 

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ショートカットボタンとジョグダイヤルで操作。

 

現行モデルと用途も機能もだいたい一緒です。GPSでログをとったり、引いたルートを転送して、それをGPS上に表示させること、その他諸々も一緒です。

 

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ディスプレイがデカく、4.0cm×6.5cmというのがとても助かります。*4

 

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そのため、サイズはチョイ大きめです。

 

動力は単3電池2本。ランタイムは10時間程度です。f:id:o_sworks:20160315100756j:plainバックライトの灯りを最小限にすればそれなりに長く持ちます。GPSはずーっとガン見するものでもないので、適宜明るくすればいいのでそれほど困ることはないでしょう。

このランタイムだと、ブルベに使うには途中で電池交換が必須になってしまいます。まあ電池が切れる前にPCで電池交換すれば、ログが途中で切れるとかは問題ないのでそこが気になるくらいかも。

重量は実際に計量してみたところ、メーカー表示とほとんど同じ211g(電池込み)。OREGON650が209.8gだと考えるとあまり変わらないのかなーなんて思っています。(eTrex20Jの148gには全くかないませんが。

勿論防水です。IPX7規格に適用しているので、雨天時にも使えます。というか、登山で雨天の時に使えないとどうしようもありませんからね。

 実際に使ってみるとどうだったか

 <良い点>

  • 動力源が単3電池・・・これはこの機種で1番良いところです。ランタイムは10時間とeTrexシリーズには遠く及びませんが、(むしろ30時間以上ランするようになっているガーミンの技術力が凄い)近くのコンビニでも補給できたり、予備を備えていればすぐさま満タンまで回復するようになっているので心強い味方です。PC間で電池交換すれば、一旦ログが途絶えても帰宅後にGPSのデータを結合してしまえばいいのですから。あとはstravaもありますしね。
  • フリーズしない・・・全然フリーズしません。登山用に開発されたのでフリーズとかは生死を左右するでしょうし、そこらへん、信頼性は担保されていると思います。
  • ディスプレイが非常に大きい・・・満喫相模湾応援の帰りに、兼定さんに「ディスプレイが大きくて見やすいね」と言われて、どうなんだろ?と思ってちょっと調べてみると、eTrex20が3.5cm×4.4cm、OREGON650が3.8cm×6.3cm。それに対してCOLORADO300は4.0cm×6.5cm。確かにちょっと大きいです。
  • ロックンローラーホイール・・・雨天時には抜群に効果を発揮します。現行のGPSがタッチパネル式なので、スマートフォンと同じように濡れると操作しにくくなります。ロックンローラーホイールだとアナログなのでそこらへんの心配をせずに、楽チンに操作できるのでいいのです。なんでなくなったんだろう、と考えてみると、やっぱりそれなりにスペースを取ってしまうので、利便性を考えると取り除かれても仕方ないよなあ、なんて思いますが。

 

 

今回なぜCOLORADO 300についてきっちり書いたかというと、当然ながら今使っている人殆どいないので、記事の量もそれほどないんですよね。この製品をまだ使っている人がここにもいるということを。

*1:最近尋ねてみたら永久貸出みたいな感じでOKだというので、いつかこのお礼はします…。

*2:ただし、このマウントはホールド力が弱く、段差とか道路上の衝撃で外れてしまうことがあり、レビューでも自転車界隈でもそのことはよく語られています。テープで固定したり、輪ゴムで外れないように固定をすることをめっちゃ推奨します。僕も一度外れました。

*3:俺何歳だっけ?

*4:現行モデルより大きいです。