さわらいど

さわらいど

ブルベ6年目の大学生→社会人。主に自転車ロングライドが中心。山形転勤おじさん。酒田の地から。

初級キャノボ(東京→名古屋)はDNF

こんばんは。

 

三連休の中日、7/17(日)に東京→名古屋キャノンボールに挑戦してきました。

今回で挑戦は二回目。ファーストトライが2週間前のことだったのでリトライまでのスパンとしてはとても短いものになりました。

結果としては、194km地点、宇津ノ谷峠で霧の気配を感じたためDNF。直前に登った箱根峠でゼロ視界の中ダウンヒルした精神的負荷は大きく、心がポッキリと折れちゃいました。

忘れないように、ざっくり箇条書きで振り返ります。

 

【スタートまで】

  1. スタートは3日前に天気予報に変化が見られたので検討を進めていた
  2. ほんとに雨が降らなかったので行くことを決断したのは土曜日の夕方
  3. 急遽準備したのでGPSのデータももう一度作りなおす→0時就寝
  4. 早朝引き続き準備。終わってすぐ出発→12時スタートに
  5. スタート直前に食べるのを忘れる。これが後々ハンガーノック
  6. 記念写真を通行している家族に頼んだら名古屋から遊びに来た人だった

【スタート~小田原】

  1. 12時ということで銀座のホコ天規制に引っかかり外堀通りに迂回→新橋駅前でミスコースで4分ロス
  2. バスに引っかかると大幅にタイムロスする(平和島横浜駅前、戸塚周辺)
  3. 走行中の補給におにぎりは向いていない(コンビニの大休止など。)食べるならクリームパンやコッペパン類など。
  4. 戸塚で吉田大橋を渡る必要なんてどこにもなかった
  5. 混むのは戸塚まで。藤沢からは高速地帯。
  6. 三連休は走るものじゃない。
  7. 平塚~大磯辺りまでMATSURI BAYASHI。子どもを載せた山車というか軽トラックが走っている。そして太鼓を鳴らしている*1
  8. 平塚でハンガーノックになり、パワー出して20秒走ると視界が歪む事態。
  9. コンビニでパン補給。結果としてもっとカロリーを補給しておくべきだった

【小田原~箱根~沼津】

  1. 箱根湯本辺りまでは平気。でもハンガーノックの兆候あり。
  2. 箱根湯本で自撮りしているカップルを見て「なんで俺は自転車に」と
  3. 登り始めて3分でエネルギー枯渇。息切れが激しくなる
  4. 箱根峠は意外と交通量が多い
  5. 大涌谷ヤマザキショップで800kcalほど補給。食べたら少し回復(20分ロス)
  6. 650m辺りから急激に霧。700m辺りから暗くなり視界がかすむ。
  7. 芦ノ湖は何も見えない。箱根峠てっぺんは街灯なくなりビビる。
  8. 沼津方面へのダウンヒルは本当に危険。小田原方面に降りたほうが安全
  9. ライト2灯のおかげで命からがら視界を確保。
  10. 降りたらお尻が濡れてそこから雑菌が入る→リタイヤ時に痛む

【沼津~富士~由比】

  1. 沼津からは高速地帯。結構走ってて好きな区間だった。
  2. 吉原の駅前で電話。12分のロス。この時点でパッシブに。
  3. 富士川大橋の歩道への移動は本格的なシクロクロス。フェンスの上まで自転車を担ぎ上げることもキャノボ
  4. 西倉沢まで向うまで、下の道路を走るならミスコースに気をつける(必ず西倉沢に向うには狭い道路を走らないといけない)
  5. 太平洋自転車道は確かに小石が多い
  6. 清水市街から急激な眠気。それをひとりごとで訴える

【宇津ノ谷峠~リタイヤ】

  1. 大橋の辺りまでなかなか着かない。疲れている。
  2. 宇津ノ谷峠までの登りが遠い。ポツポツ雨。嘆く。「次濡れたらやめる!」と声に出す。
  3. 案の定雨。そして霧が出ていることに気づく。完全に箱根の恐怖に怖気づく。
  4. 地下道発見。東京→大阪達成者でも雨宿り30分していたのを思い出し、しばし休息。そして進退を決める。
  5. 完全に気が萎えてDNFを決断。地下道でゆっくり休む
  6. 午前三時までうだうだ、それから始発電車が5:05静岡→沼津行きを見つけたので移動
  7. 途中よったミニストップすき家で接客してくれた人が外人だった(静岡はブラジルっぽいイメージあるからブラジル系?)

とまあ、こんな感じでした。

改めて振り返ってどこが失敗だったかなあと思うと、どうしてもスタート時刻が遅かったような気がします。正午スタートにすると、箱根峠はまだしも、宇津ノ谷や金谷峠を暗いコンディションの中走らないといけないのがだめだったなあ。朝スタートにして、終電とか考えないで翌日新幹線で帰るとか在来線使うとか、なんとか達成への心構えを進めていけば走りきれるのではないか?と思うように。

*1:ツールのかあちゃんアタック状態だった

初級キャノボ振り返り

なんでだめだったのか。第一回初級キャノボは164km地点、藤枝駅手前にてDNF。

リタイヤした原因を分析しつつ、次回からどう取り組めば達成できるのかを確認してみることにした。

(1)直前に新しいものを使わない/一度試してから判断する

今回、実は輪行袋を新しくしました。オーストリッチの薄型輪行袋に。これまでは厚手のものを使っていたのですが、今回初級キャノボということで装備品は本家キャノボを意識して軽量/省スペース化に取り組んでみたのです。が、それがきっかけとなり幾つものトラブルの元凶となりました。

  • 輪行時に戸惑い、エンド金具用のクイックレバーを間違えて自転車に取り付ける→後輪パンクの遠因に。

(2)コンビニ―会計にて―

キャノボに限らず、ロングライドになると必ずどこかで大休止は必要になる。今回はこれまでのキャノボ挑戦者のログから参考にだいたい60km間隔でポイントを設置し、休憩したが、その会計時に使ったのは現金。どうなったのかというと・・・

  1. 時間のロス:会計時どうしても小銭を取り出すのに手間がかかる→お札で出す→更に小銭が増える→取り出すのに手間が…のエンドレスリピート。
  2. 心理的な不安:容量がかさばり、小銭が落ちるのではという心配に襲われた。

【対策】コンビニでは交通系ICを使う/自販機ではお札or小銭を使う

(3)コンビニ―補給、休憩にて

 今回のコンビニ休憩、計画では約60~70km間隔で設定したものの、暑さから耐えられずに何度もピットインすることに。

ちなみにそれ以外の主要ロスタイムは

  • 18~19km地点のパンク-停止時間40分(移動10分、店舗前修理30分)
  • 掛川バイパスのミスコース-停止時間1分30秒
  • 掛川市立東山口小学校前のスローパンク(フロント:空気のみ)-8分
  • 金谷峠入り口-(フロント;空気のみ、リヤチューブ交換)-38分

金谷峠通過時刻スタートから09:20経過:ノートラブルなら当初の予定06:50から-01:10くらいのロスで行けたかもしれない、と考えると改善の余地はまだまだある。

 

 

(3)補給ー対ハンガーノック対策/タイムロス軽減の為には

前回の白馬・木崎湖600の際にハンガーノックが遠因となり、芦川トンネルまでの登りで力尽きてリタイヤとなってしまった反省から、今回は走りながら補給することを意識し、事前にファミマの羊羹を5本、名古屋スタートということでういろう2本をトップチューブバッグに詰め込んで走りだした。

結果としてどうなったか。

  1. 甘味に対する抵抗:甘いモノを飲んで、補給カロリーを摂取していた(ポカリスエットやコーラなど)ため、ようかんに対する食欲が落ち、あまり食べなかった。(1本残した)
  2. 空腹感との闘い:ファミマの羊羹は一本あたり160Kcalということで、これはおむすび類と比較して(だいたい180kcal)比較的遜色ない。しかし、これだけ補給してもお腹に満足感は生まれなかった。
  3. ハンガーノック:160km地点、藤枝でDNFを決めた時点で身体に震えが発生。我慢していたものが一気に崩れた。帰宅後、深夜にも関わらずペヤング超大盛り(1000kcalぐらい)を買って半分くらい食べれたけどもうヘロヘロだった。
  4. 塩分を欲しがる:甘味ばかり食べていた割には塩分摂取が全然できておらず、135km地点の掛川のファミマに寄った際、勢いでランチパックのツナマヨ/ハム味を購入。甘味は受け付けなかったが、塩気があるこれは一瞬で食べてしまった。

【対策】

1,2,4→神楽坂つむりさんのブログを見ていたら、走る前の段階でフレームバッグにコンビニおにぎり(海苔を自分で巻かないタイプ)を何個も詰めている記事を見つけた。「海苔を巻く面倒もない」と書いてあったが、これは僕もぜひ見習いたい。そうすることで甘いものだけを補給する苦労からも開放され、ようかんのみでスカスカだったフレームバッグを有効活用できる。次回から取り入れる。

3→消費カロリーの把握+摂取カロリーの目安計算。Stravaでログを計測したのだが、170km走って消費カロリーは3,422kcal。つまり100kmあたり、2,218kcalは消費していることになる。各種ログアプリによって数値にバラつきは生まれるのだが、今回はこのデータを信用してみることにした。

100km=2,218kcalということは、約372km走る初級キャノボでは約8,251kcalを失う。ここでは1番ハードに摂取するであろう箱根の文は考えられていないはずだ。となると、実際は↑+500kcalくらいは消費するのではないだろうか。

ハンガーノックになるということは、摂取カロリー<消費カロリーのほうが遥かに大きいということ。できるだけその差を減らすことだ。

 

また、7月など30度を越えるような時期には凍結ペットボトルを購入するのがいい。

  • 水分補給量が氷の氷解度によって制限されるため、がぶ飲みを防ぐ効果
  • いつでも冷たい水を確保できる。
  • 熱の貯まるところに当てると氷枕のような効果

この時期のセブン-イレブンなら基本的にどこでも置いている。必要になった際は空いててよかった、セブン-イレブンだ。

 

(5)点検整備を怠らない

  • チェーンに油を入れる+汚れを落とす
  • 空気圧を入れる

このふたつを今回はしなかった。その結果、走行中に余計な不安感を持つことになったし、リタイアの原因になったパンクもなかったのかもしれない。砂利道を通ってしまったのも、原因だろうけど。

(6)内部から冷やすのではなく外部から熱を冷やす

  • 冷たい飲み物は清涼感はあるものの、外部が暑くやられていた。
    →水を頭からかけると大分楽に。
  • 大作産業が「マジクール」なるコールドスカーフを販売していたので購入、しかし持ってくるのを忘れ、熱地獄に。+どこでもアイスノン シャツミスト エキストラミントの香り 100ml でも購入して走りつつ使用すれば8月の初級キャノボも可能か?どうやら、2時間くらいは清涼感の効果があるらしい。使い過ぎると現状の体温と噛み合わず熱中症の深刻化という恐れはあるが、テストしつつ進めていき検討していきたい。

www.amazon.co.jp

 

ざっとこんなところだろうか。今回のライドは課題を可視化できたことに大きな意義がある。普段のブルベでは「リタイヤした。悔しい。」ぐらいで留まっていたところだ。やはりキャノンボールのように達成基準タイムがシビアな場合、可能な限りストレスレスで速く走ることが達成への第一歩なのだ。

初級キャノボ挑戦記 【名古屋→東京 24時間】

7/3(土)の午前10時、名古屋→東京キャノンボール(いわゆる初級キャノボ)に挑戦してきました。

結論から言うと、私は164km地点の藤枝でパンク多発でチューブ不足に陥りリタイヤでした。ブログを書いている現時点でも、なかなかこの現実を受け入れることができずに次のモチベーションを探している状態です。

完走できなかった原因を振り返り、次回のトライでは達成できるよう分析し、振り返っていきたいと考えています。

後日、日記を書きますが

①日記調

②チェック(良い点・改善点・楽しいこと等の箇条書き)

の2つの視点から書いていきたいと思います。

長野マラソン2016参戦記

先週の日曜日、私的2016年春最大のイベントである長野マラソンを走ってきました。

3月に予定していた春のランニングフェスティバルin松本を引っ越しによりDNSで、その直後に入社式があり、研修があり、再び引っ越しがあり、そして配属先に勤め始めるなどと、ランのことなどすっかり手付かずな状態で、ことイベントがやってきました。

 

思えば、エントリーした昨年の11月なんて学生真っ只中、社会人になって長野マラソンに出る余裕なんてあるのだろうか、いや、ここはいったいどうしたらいいのか・・・うーむー。エントリーしよう!とポチー。

RUNNETのホームページは午前10時30分からずっとパンク状態でアクセスできない状態。ようやく動き出しか!?と思ったら、「ただいまサイトが大変混み合っています。30秒毎に自動更新されるので、しばらくお待ち下さい」とのメッセージ・・・。

30秒で更新。「ただいまサイトが・・・」

30秒で更新。「ただいまサイトが・・・」

30秒で更新。「ただいま・・・・」

うわーーーーーー!!全然つながらない。自宅からちょっと離れたところにいるので、PCからのアクセスは諦め、スマートフォンから何度も何度も頑張る。セブン-イレブンWi-Fiも駆使して、ひとしずくのワンチャンスをただただ狙う。

「確か長野マラソンは2時間でエントリーが締め切りだよな…焦ることはない。ない」

そうして待つこと15分。普段の更新とは妙にページの開き方が違う…

パッ!「エントリーする種目を選んでください。」

きたー!きたー!ついにエントリーできる!よし!と意気込んだ私は、フルマラソンの欄を押し、エントリーが無事済んだことを戻ってはスクリーンショットに収める、という行為を何度も繰り返し、無事長野マラソンのエントリーを済ますことができた。

 

エントリーをすましたことで安堵感を手に入れた私は、再び堕落した生活の予備軍的生活を送っており、卒業論文を書こうと意気込んで再び走ることからすこし足を遠ざけていた。もちろん、全く走らなかったどころではなく、なんと2月には人生初のフルマラソンとして、勝田マラソンを走ってきたのだ。走り終わった時にやってくる多幸感と疲労感。私は最初、その疲労感だけを抜き取ろうと考えて走るのをやめていたのだが、気がついたら多幸感すら忘れ、走ろうとするモチベーションも浮かばないまま、生活を送っていた。

そうして時は流れ、今年の4月。入社式を終えて、研修からの配属でOJT。どこにも走る余裕を心に持たないまま、そろそろ走らないといけないなという気持ちと、再び走り始めた時にあまりにも身体の動かなさを感じる自分が怖くて、なかなか最初の一歩を踏み出せないで、いよいよ長野マラソンまで一週間を切った。

 


研修と勤務の疲れは、精神的なもの。対する身体は怠けきっており、動かないストレスとデスクワークの連続によって、節々が張っていた。もう限界だ。そう思って、事務所務め初日の夜に外へ出た。同僚には、新しくやってきたこの街の周辺に何があるか知りたい、という適当な理由を付けて外に出た。

久しぶりに走ると、身体がよく動くのか動かないのか、それすらよくわからない。1kmほど走って、思いっきり足が上がらなくて張り始めて息が上がった辺りで、「ああ、体力落ちたな」と実感できた。結局、その日は3kmほど走って満身創痍になって、シャワーを浴びて間もなく寝た。

その翌々日くらいに、不安なのでもう一度外を走った。今度は7kmほど、まあ、明日も仕事があるなら上出来か、くらいで切り上げる。

僕が長野マラソンの一ヶ月前に走ったのは、たったこの2回だけだ。それ以外は、ほど運動らしい運動はしていない。厳密に言えば、27日前にサイクリングを40kmほどしたが、四捨五入したら30日、一ヶ月といっていいだろう。

 

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GVR G-101はなかなか使えるヘルメット!

※この記事は私がサイクルベース名無し(CBN)に掲載したレビュー(http://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=13897&forum=51&post_id=24115

をブログ用に転載した形となります。更に詳しく書きたいと思い、こちらのほうにも書くことに致しました。

 

GVR G-101

購入価格 ¥4,500

GVR(http://www.gvrhelmet.com.tw/index.php?lang=jp)という台湾のメーカーが製作・販売をしているヘルメットです。発売は2012年。

日本国内での販売は群馬にあるESTというインターネット上でバイク用のヘルメットを販売している業者が担当しているようです。

購入方法ですが、ESTの製品用ホームページ(http://gvr.jp/) 
または、製品名を検索すると楽天等の通販から「NEO RIDERS」というESTのホームページからこの製品を購入することができます。



【購入動機】


ヘルメットを購入しようと思い、専門店に向かったのですが、やはりヘルメットの値段は高く、きちんとしたものを買おうとすると、だいたい¥10.000はやはり掛かる…と断念。

・格好いいデザイン
・信頼が確保できる
・それでいて安いもの

というこれら3点の条件を満たすヘルメットがないのかを調べていたところ、このヘルメットをネット上で発見。おそるおそる購入してみました。


【製品概要】

[格好いいデザイン]
このヘルメット、4種類のカラーパターン×4色=全16パターンから選ぶことができます。
赤、白、黒、黄色といった単色系の[solid],同じく単色系でそこに黒が差し色になっている[Iron Man]、白をベースとして、赤、青などの差し色が入っている[Aurora][Crystal]、のラインナップです。

私のヘルメットは[Crystal]のRedを選びました。宇都宮ブリッツェンのヘルメットみたいで私の赤×黒の自転車にはとても相性が良いです。

ヘルメットのカラー・パターンがやたら目立つということもないので、いろんな自転車、ウェアとの相性が良さそうです。通常、¥4.500という価格帯ですと、これほど色の選択肢が自由なヘルメットはほとんどありません。


[信頼性が確保できた]
「¥4.500という低価格で信頼性があるのかよ?」という心配がありますが、なんとこのヘルメット、JCF(日本自転車競技連盟)の”公認”を受けており、JCFのレースで使用可能なのです。その証拠に、ヘルメットの後ろにはJCFマークが取り付けられています。



これでも不安だったので、JCFのホームページをチェックしてみたところ、
きちんと”公認”であることが示されていました。
http://jcf.or.jp/?page_id=11647 
※[id]欄の409番がこのヘルメットを指します。

※JCFによる公認ヘルメットの規定について
「本連盟は自転車競技の安全と競技としての特質を考慮し,本連盟および加盟団体の主管する自転車競技大会に使用するヘルメットを次により公認する」
http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2014/11/helmet15-web.pdf

検査をパスしたということで、得体の知れないヘルメットではないということが、私の購入の決め手となりました。


【実感】


いわゆる”キノコ”頭になる心配があったのですが、実際に着用してみるとそのようなことはありませんでした。(写真は筆者)




・公称260gということで、SELEVのMatrixとほぼ同じくらいの重量でしたが、実際着用してみるとそれほど”重い”という印象はありませんでした。

・ヘルメットのサイズはフリーサイズ(54-60cm)となっており、頭の大きい私でもすっぽりと入りました。フリーサイズの良い所は、様々な頭の形状をカバーできるという点にありますが、別の視点から見てみると、特定のサイズに沿って作られたヘルメットと比較してフィット感が落ちるということが言えると思います。

G-101ではその部分を解消するために、アジャスターの可動域がかなり広く設定されており、それなりに自分に合った幅に調整することが可能になっています。アジャストの部分は、OGKのREGASのように、ダイヤル式となっています。



ダイヤル部分がとても大きく、調整しやすい設計となっている部分がGOOD。

というかこのヘルメット、少々OGKを意識しているかのようなデザインになっているのは気のせいなのでしょうか。


ベンチレーションは約19箇所。実際着用してみてもそれなりに機能していると感じました。ヘルメット前方の通気性がより良くなれば嬉しいところです。

後方部分にはヘルメット尾灯を付けれるくらいのスペースがちゃんと確保されていました。
ということで、ここにはBikeguyのトライスター レッドを装着。*1 



夜間走行時の際、車両からの視認性確保には大きく役立つヘルメット尾灯をうまく装着できることもこの製品のGOODなトコロだと思います。

裏側のパッドはわりと剥がれやすいです。


半年~1年間に一度は交換するようになるかと思います。このパッドもEST社から楽天等の通販で購入することができます。

www.amazon.co.jp

 

【まとめ】


低価格の割にはしっかりとした性能を持っているヘルメットです。
カラーバリエーションも豊富で、フリーサイズ。そして何よりJCF公認。

「自分にあったヘルメットってまだわからない」とか「学生でお金があまりないけれど、安心感のあるヘルメットが欲しい」という方には特にオススメです。

重ね重ねになりますが、
この製品は、この価格ながらJCF公認であるというところが重要な点だと思います。

※ちなみに、同社のG-103、G-203VはJCF公認ではなく”推奨”です。推奨だとレースに出れないので間違いのないよう。

価格評価→★★★★★(ヘルメットは安いものは良い物というわけではないですが。)
評   価→★★★★☆(この値段でJCF公認という信頼性と、満足できる機能を踏まえて。)
<オプション>
年   式→2012年 購入は2014年3月
実測重量→ 240g

*1:ロングライド界ではトライスターレッドの人気が爆発的に高いです。電池の取り外しにドライバーが必要になることはネックですが、その要素を払拭できるくらいの性能なところがGOOD。

福男参戦歴 2015 関東からやってきた

 

 はじめに

 

 

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2015年の年明けに、僕は「福男選び」に出るために、東京から単身兵庫県西宮市まで遠征したことがあります。

 

同期は、大学の友達にそそのかされ、「一緒に出ようぜ!」と言われたこと。気づいたら単身でトライすることになりました。

で、右も左も分からない人間が弾丸で福男選びに出たらどうなったのかということを、この記事では書いていこうかなと思います。

 【福男選びって?】

福男選びー正式名称を「開門神事福男選び」と呼ばれるこの神事は、毎年1月10日の午前6時に行われます。神社の門から一斉に人が全力疾走をする光景はテレビで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

アレです。

今回は、「初見で行ける西宮福男選び」をテーマに、はじめての方でも、地方在住の方でも福男に出るにあたってのガイドみたいなことを書きました。*1

 

 【誰を対象に書くか】

今回のターゲットは

①福男選びに関西圏以外から行きたい人(今回は関東圏を中心に)

②ホテルにできるだけ頼らず、弾丸でいきたい人

この2点に該当する人を参考に話を進めていきたいと思います。

言い換えると、

・地元在住でない+地元の人間のサポートがない

・関東から単独で参戦してきたかつ、ホテル泊を選択せず福男に挑む方

が対象ともいえます。

更に、③運良く抽選を突破し、開門と同時にスタートできる320人中のひとりになった人 *2も対象です。筆者は2015年の福男選びで320人中のひとりとして参加したので、基本はその経験から話していきます。

 ※ちなみに筆者は260番手くらいからのスタートでしたが、開門と同時に前のおっちゃんが盛大にコケたため、私は赤門に肩の切り傷をつけ、早くも戦線離脱することになってしまいました。福男選びは位置取り合戦です。

 

【福男選びに参加するにあたり、心がけておくこと・知っておくこと】

・誰でも参加できるのか?

福男選びに参加する前、僕はその単語をイメージすると、「大勢の男が神社の門から一斉に走り出していく」ということで、「男」しか参加できないお祭りなのだと思っていました。

ですが、そんなことはぜんぜんないのです。女性も参加できます。というか、性別は関係ないのです。毎年一番福を貰うのが「男」なので「福男」と言われるようになったのでしょう。

では、女性の場合何と呼ばれるのでしょうか?過去何度も二番福になり、現在は円滑に神事を進行させるための実行委員会「開門神事保存会」の講長でもある平尾亮さんは以下のように記述しています。

補足:
「福男」という呼び名ですが、老若男女誰でも参加できます。近年では特に女性の参加者が増加し、参加者の2~3割は女性が占めるようになりました。(女性が3番までに入ると「福女」として認定されます) 「福男選びとは?」より

まだ「福女」の称号を貰った方は2016年現在まだ出ていません。僕が参戦した時にも女性の参加者はチラホラいました。

・真剣一本勝負

福男選びは年に一度だけ、1月10日の午前6時にスタートすることが決まっています。何曜日だろうがそれは関係なく、です。ちなみに、後述するスタート位置を決める抽選は前日の夕方から行われているので、福男を目指している人はそこもチェックしておくべしです。

 

・厳しい参加規定

先述の通り、福男選びは”神事”です。つまり、神社で行われる厳粛な行事のひとつであります。また併せて、その神事に参戦する数千の人間が、細い神社の参道を駆け抜けていくスポーツ的要素も内包されている行事でもあり、そこには危険性が伴います。

神事として開催しつつ、安全を確保する。この2要素を成立させるべく、開門神事には厳格なレギュレーションが3つ設けられています。

(1)走ることに適した紐付きの「スポーツシューズ」を着用していること。

   認められない例:靴ひものないもの、ゲタ、サンダル、ブーツ、ハイヒール、革靴、カジュアルシューズ等

(2)安全で、神事に参加するのに相応しい服装をしていること。
   
認められない例:スカート、ズボンをずり下げたファッション、コスプレ、被り物等
  
(3)その他、小学生以下、および係員が相応しくないと判断した者は不可。        

                   (平成28年(2016年) 開門神事福男選び情報より)

 

 この3つの規定を満たすことができない人は、走ることができません。

規定チェックのために、列に並んでいる際も実行委員からの指摘が入ります。実際に私が列に並んでいた際にもダボついたスウェットやクロックスでやってきた人は、容赦なく運営側に発見された後、列から外されてしまった光景を見ました。列から外された後、規則に準じた服装に着替えたからといって列に復帰することができるかといえば、答えは”NO”。格好が乱れている時点で神事に参加する権利は、どこにもないのです。 

厳しいと感じる方もいるかもしれませんが、実際走って見ると厳しくしてくれてありがとうという感想しか湧いてきません。ただでさえ将棋倒し寸前の人雪崩れが発生する状況下なのに、ふざけた格好が原因でムダな転倒が発生するなんて事は御免です。

また、後述する先着1500人のうちに入った場合、「開門神事参加心得」という実質的な参加同意書にサインする必要があります。以下のような書かれていますので、必ずチェックが必要です。

(1)走るのに適した服装をすること

(2)迷惑をかける者は参加させない

(3)上位3位以内に入ったら、年3回の行事に参加していただく*3

(4)ケガは自己責任(応急処置はするけど)

ameblo.jp

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 これが「参加心得」。

 *4

・抽選による位置決めー

福男選びでは開門前、最前列からスタートできる「Aブロック・Bブロック」の320名を決めるくじ引きを行います。

このなかでもAブロックに入らない限り、福男にはなる可能性は非常に難しいものになります。。開門と同時にスタートできるのはたった320名だけ。あとの人達は、開門からほんの少し待ってからスタートなので、240mと短く、狭い西宮神社の参道で抜くことは容易いことではありません。

そして「A・Bブロック」入りを決めるくじ引きに参加できるのは、前日の夕方ごろから並んでいる抽選列の先着1500名まで。だいたい9日の午後8時30分あたりがそのボーダーラインとなります。*5これ以上遅れたら何かラッキーな事ない限り、最前列に並べません。

 

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 実践編:前日~当日はどのように行動していくか

 【移動編】:交通手段はどうするか

では、福男選びに参加するにあたり、どのように行動していけばよいのでしょうか。

西宮までの移動手段は主に関東圏の場合、3パターンに分類することができます。

この三種類です。

最短ルートは、新幹線と飛行機。新宿から約3時間30分、東京駅からでしたら約3時間で西宮神社に向うことが可能で、これは午後4時に出発したとしても西宮には7時半ごろ到着する計算となり、都心で働いていふ社会人でも半休申請や早引きをすれば、仕事後に福男選びに参加することが可能です。*6

バスですが、大阪行きの夜行バスがバンバン出ているので、それを利用してみるのが策でしょう。うまく行けば片道6000円程度で向うことができます。

 

【当日の宿泊場所はどうするか?】

漫画喫茶・コインロッカーについて

以下の地図に後述する漫画喫茶・コインロッカーの位置を記載したGoogle mapを添付致します。参考になれば幸いです。

 

 ※ちなみに、コインロッカー(駅)だけアルファベット順に記載されていますが、これは筆者が勧めたいランキングでもあります。利用しやすい順に並べたと言い換えてもいいのかな。

※できるだけ、野宿(謎)はしてほしくないので、漫画喫茶を地図に落としてみました。ちなみにこの時期の西宮は当然の如く寒いです。

※今後、情報が増えていけばその都度更新する(かもしれません)。

※グルメスポットや聖地巡礼ポイント(謎)は気が向いたら更新します。

仮に福男選びを本気で狙う場合、おそらく最大で3時間ほどしか寝れないでしょう。

というのは、先述したスタート位置を決めるくじびきの開始時刻が遅いからです。

 

 

無事1500人の抽選をパスし、くじを引けるのは10日の深夜0時から。そして無事A・Bブロックで走れることが決まった場合ですが、再び西宮神社前の正門に集合する時間がとても早いです。ブロックごとによって集合時間は異なりますが、だいたい午前3時や4時。多く見積もっても、わずか2時間半しか睡眠時間を確保できないのです。

私が参加した2015年の参加者レポート(青クジを引いた人)がありましたが、やはり午前3時でした。赤くじ(最前列の人)だと集合時間が違うらしく、Aブロックの人は4時に集まっているような記述が。

その短い時間でいかに睡眠を確保するか。睡眠が勝負を左右することがあるのです。

 

※2006年に参加した方のブログを読んでいると「4時半に再集合した」とかそういう情報があるみたいですが、近年は集合時間が早くなっているみたいですね。

 

宿泊/仮眠方法

  • ホテルで宿泊
  • 漫画喫茶
  • レンタカーで車中泊

この3点の手段が考えられます。

「ホテルで宿泊」

ホテル泊のメリットは、後述するコインロッカーの使用が不要で、荷物を預けることができること。ですが、西宮神社周辺はビジネスホテルの数が少なく、最も近くて阪神西宮駅隣りの今津駅にあるホテル千歳西宮神社から約3km)です。西宮神社からの距離が遠くなればなるほど、仮にAブロックからのスタートとなった場合早起きしないといけないので、睡眠時間が削られてしまいます。

それ以外ですと

HOTEL シティーイン 西宮U's香櫨園などのラブホテルしかありません。

もしも屋根付きの建物で寝たいと考えているならそれを使うのもひとつかもしれません。当然ですが、ラブホテルの場合荷物預かりは基本ありません。

 

「漫画喫茶」

西宮神社周辺で一番近いのが、

コミックバスターは2015年の遠征で利用しましたが、午前1時にダッシュで駆け込んで最後の一席を確保(しかも椅子席でした)できたレベルで、行けば泊まれるという保証はありません。あと、荷物預かりがないのでコインロッカーを利用する必要があります。

 ※2018年追記:さくら夙川駅すぐに「リライフ 西宮店」が新たに開店しておりました。漫画喫茶としては異例の会員証不要のため、入店から退店までがスムーズです。次回からおそらく私はここを使用する予定。

 

 

車中泊

前述したホテル(ラブホテル)泊や、漫画喫茶よりも確実で、駐車場さえ確保できればそこで仮眠することも可能です。

阪神西宮駅の近くには、「トヨタレンタリース神戸阪神西宮駅前店」や「ニコニコレンタカー阪神西宮駅前店」「日産レンタカー阪神西宮駅前店」など、幾つものレンタカー点が存在します。

そして駐車場ですが、阪神西宮駅の周辺にはタイムスが2箇所、リパークが2箇所、ショウワパークが1箇所、市役所前の公共駐車場と、こちらも駐車する場所に困ることは無いかと思われます。コインロッカーを借りる手間もありません。

 

ファミレスという手段も考えてみましたが、阪神西宮駅近くにはサイゼリヤくらいしかない(しかも午前2時まで)ので、財力に余裕のある方やしっかりしている方はホテルや車中泊をするのが賢明かと思います。

福男に参加している方のブログを見ると、車中泊を実行している参加者の方は結構多く、私が見た限りでは車中泊or自宅に戻るor満喫。このいずれかに絞られます。

 

コインロッカーを利用する(漫画喫茶、ラブホテル泊は特に)

漫画喫茶やラブホテル泊の場合、荷物を預けることができないので、荷物がかさばる場合はコインロッカーを利用する必要があります。

 

コインロッカーを利用する方の移動手段は徒歩であるという前提のもと、自分の集合時間に十分に間に合うことを加味して、西宮神社から徒歩20分圏内の駅にあるコインロッカーを絞り込むことにしました。

さてその駅ですが、以下の4つです。コインロッカーのサイズ、ロッカー数、場所、利用時間それぞれ駅によって異なります。なので細かく分類し、どこが利用しやすいロッカーなのか、西宮を訪れる前に検討してみることにしました。

以下、私の主観ですがオススメ順に並べております。

*7

 

オススメ順で並べた、と先ほど書きましたが、この中でも特に私がオススメしたい駅は阪神西宮駅香櫨園駅です。

阪神西宮駅

阪神西宮駅西宮神社から丁度1キロと、比較的近い距離にあるのでアクセスは良好です。また、コインロッカーも駅の両側にあるため個数も多いです。

ただ、この地域でも大きい駅であること+西宮神社から近い ということから、前日には殆どのロッカーが埋まってしまいます。2015年に筆者が参加した際は前日の9日、午後4時に西宮駅に到着したのですが、殆どのロッカーが埋まってました。なので早めに確保することがミッションです。

 

香櫨園駅

阪神西宮駅でもコインロッカーが確保できなくなった場合、穴場でオススメなのが香櫨園駅でした。西宮神社から500mほどしか離れていないのに、コインロッカーは殆ど空いているのです。阪神が全部「利用中」の表示なのに。

というのも、香櫨園駅のコインロッカーはこの周辺では唯一駅構内にあるタイプなのです。つまり、終電と共にロッカー荷物の出し入れができません。

 パッと見すこぶる不便なのですが、西宮弾丸組にはいいセーブポイントになるのです。だって1度荷物を下ろした後、走り出すまでは基本的に走れる格好で過ごすことを実行委員会がルール付けているのですから、くじ引きが終わったあとコインロッカーに向かうようなことはないのです。ラブホテル、満喫勢にとっては有効利用の手段の一つとして機能するはずです。

 JR西宮駅

JR西宮駅は、一見名前だけ見るとJRということでそれなりに充実した施設環境が整っていると想像する方も多いかと思いますが、福男的にはこの駅はあまりオススメできません。まず、神社から駅まではとても遠いということ。徒歩30分近くかかってしまうため、何か取りに行こうと思っても神社からの距離を考えると相当のタイムロスになってしまいます。

更に、コインロッカーが12個しかなく、9日の時点で満杯になっている可能性が高いです。というか、福男でなくても普段から利用されている方々も多く、殆ど埋まっています。あまりお勧めしません。

スタートまでの流れ:服装は?スケジュールは?

さて、長時間列に並び続け、なんとか先着1500人以内に入り、開門神事参加心得にも必要事項を記入しました。

いよいよ、スタート位置を決めるくじ引きです。

くじを引く順番は、先ほど並んだ順番通りにそのまま引きます。赤色のくじを引くとAブロック、青色のくじを引くとBブロック、それ以外はハズレとなり、Cブロックからのスタートとなります。

改めてですが、A・B・Cブロックがどのような区分けなのかを簡単に書いていこうかと思います。

Aブロック=福男の最低条件はココ!

Aブロックは100人。赤門の最前列から

Aブロックの最前列は、いわばF1でいうポールポジション*8の位置なのです。

 

 

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これが引換券。これをなくすと走れなくなる可能性もあるので注意。

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ブロック通過の御朱印。不正がないよに徹底的にチェック。

そしてCブロック(はずれくじを引いた人・抽選に参加していない人たち)は午前4時~4時半くらいから先着順で並ぶことができます。このブロックの人たちはA・Bブロックの人たちが出発して少し間が空いてからスタートとなります。

 

ameblo.jp

 走る際に持って行くべき服装

午前3時に呼集がかかると、基本的にスタートの午前6時まで半分拘束されたようなものです。再度のルール確認、お祓いや実行委員とのご挨拶などなどです。この時間は

この時間は、ボルテージを少しずつ上げていく時間です。高揚感に押され、これから共に走るその日会ったばかりの参加者と仲良くなることがあるのも特徴です。*9*10*11

さて、拘束時間の中服装はどうするか?コインロッカーに荷物を取りに行くこともできません。

【仲間がいれば】

4時半と5時半くらいに行われるウォーミングアップは、拘束が一時解かれます。この時間を利用して服を着替えたり、荷物の預かりが可能です。それ以外はコミュニケーションをとることくらいでしょうか。出走者の周りを警備員が囲んでいるため、やりにくいです。何もしないことがベストかと思います。

【単独の場合】

単独参戦の場合はどうでしょう。2015年に参加した際の私は、周囲に知り合いもおらず、孤立無援、まるで硫黄島日本兵です。途中で厚着から薄着になることもできない。

ならばと思い、以下の格好で臨みました。

・インナー一枚

・サイクルジャージ(半袖)

・アームウォーマー

・ウィンドブレーカー(上下)

・アンダータイツ(スパッツ)

です。 イヤーカバーや手袋も持っていくとよりベストです。とにかくオールラウンドに対応することを心がけ、参加しました。ちなみに、他の参加者もわりかし厚着です。ランパンランシャツのヘンタイさんはいませんでした。スウェット風の人もいました。なので服装に関しては風邪をひかない程度に動きやすい格好であれば、あとはどういう格好でもオッケーです。

 

というわけで、あとは走り出すだけ。

このブログ記事が読まれるのはたぶん年末とか年明けになるかと思いますが、そこで福男を目指している方の参考になって頂けたらたら嬉しいです。

では、皆さんの無事を祈って! 

 

 

 

*1:「初見で〜」っていうところはアーツさんの影響をモロに受けています。詳しくは虹色志向の自転車マガジン「シクロポリスVol.9」を参照してください

*2:門の前に並ぶ人を決めるために、福男では2回の抽選を行います。それについては後述。

*3:義務だったりします。必ず誓約する必要あり。

*4:↑のブログにも書いてありますが、1つでもサインし忘れると失格扱いになって福男になる権利を事実上失ってしまうみたいですね。恐ろしいぜ実行委員会。

*5:2015年に私が参加した際はそうでした

*6:できれば、走る前に下見をすることを推奨します。お昼くらいから出発できる人は西宮に着いたあと幾分余裕があると思います。普段神社の参道を走るようなことはないと思うので、ぜひチェックを。

*7:リンク先のサイトですが、全国各所のコインロッカーが設置されている駅を写真付き、かつコインロッカーの大きさ、料金、個数まで抑えておりとても便利です。いったいどんな暇人だかわかりませんが、このような方のおかげで前回は遠征を行うことができました。感謝です。

*8:最前列レーンのこと。スタート位置が最も前ということは、当然ですが後ろの位置からスタートするよりもフィニッシュ地点から最も近いということにもなるので、ここはハズせないところなのです。

*9:2015年はまず最初に「開門神事保存会」の実行委員による挨拶とかからスタートしました。歴代の福男選びで一番福になった方々が実行委員を務めており、この方達がいるおかげで不正も危険も極力抑えられた運営ができていると感じました。この場を借りて御礼を申し上げます。

*10:陸上をやっている方なら、過去5回一番福になり、100m10.42のベスト記録で走っている吉田光一郎さんも「開門神事保存会」の一員として参加していました。アレです。「福男スプリンター」の人です。僕は中学生の時からホームページを見ていたくらいのファンだったので、お会いできて嬉しかったです。

*11:ちなみに2015年は出走前に黄色い軍手を渡されました。これは岩手県釜石市東日本大震災を機に、福男選びを参考にして生まれた「韋駄天競争」の人たちとのつながりを意味するらしいです。2014年に韋駄天になった方がこの日やってきました。

【都内ゆるぽた】玉川学園・尾根幹夜景ライド

3/18(金)の夕方、今年度最後の都内ライドに行きました。

学生生活、都内で自転車に乗るのはこれで最後。自転車を初めて早2年半の自転車生活はこれからも続きますが、スタートの地を3/19(土)付で去ることになったのです。いったん帰省して、働き始めたらどうなるかというところ。

最初に玉川大学近くに用事があったので、鶴川街道沿いを走って用事を済ませ、帰りは鶴川街道を経て若葉台から尾根幹へ浮上、去年がくさんやばるさんたちと練習したコースを図らずとも走ることになりました。